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2009年8月 7日 (金)

宮沢賢治-春と修羅 序

わたくしといふ現象は

假定された有機交流電燈の

ひとつの青い照明です

(あらゆる透明な幽霊の複合体)

 

風景やみんなといっしょに

せはしくせはしく明滅しながら

いかにもたしかにともりつづける

因果交流電燈の

ひとつの青い照明です

(ひかりはたもち、その電燈は失はれ)

 

これらは二十二箇月の

過去とかんずる方角から

紙と鑛質インクをつらね

(すべてわたくしと明滅し
 みんなが同時に感ずるもの)

 

ここまでたもちつゞけられた

かげとひかりのひとくさりづつ

そのとほりの心象スケッチです

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宮沢賢治も

存在は光

と考えたのかもしれませんね。

 

風景やみんなと一緒に

せわしく

点いたり消えたりして光って

灯り続ける光…と

 

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生体エネルギーの探求」カテゴリの記事

コメント

賢治は存在の一方を「現象」と考えたのです。カントの『純粋理性批判』の認識論の「現象」です。この第一・二聯は有機生命体の時空の世界を詠んだのではないでしょうか。
以下http://6817.teacup.com/yukisaka/bbs/?を参照。

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